iBooksの進化

前々から欲しかったiPad miniを、ようやく手に入れました。前にも記事を書きましたが、DITA4Publisherを使えば、DITAドキュメントから簡単にEPUBが生成できます。私はもっぱら、oXygenにバンドルされたDITA4Publisherを使っています。タブレットも随分普及したことだし、DITA1.1 ライティング・ガイドのEPUB版を公開したいなぁと思って、以前作成したEPUBiPad miniで見てみました。


久々のiBooks。バージョンアップがかなり進んだので、「どうなってるのやら」と思って見てみたら、ビックリです。図や表の表示が、スバラしくなっているではありませんか!!
こんな感じの小さくて見にくい図があっても大丈夫。

図をダブルタップすると、図だけが表示され、ピンチイン、ピンチアウトで自由に大きさを変更できます。

驚いたのが、この拡大・縮小は、図だけではなく、表までもできちゃうんです。表は図として書いた表ではなく、DITAではCALS Table、HTMLではtable要素に変換されている表です。タブレットのような狭いディスプレイに大きな表を表示すると、こんな感じになりがちです。

表をダブルタップすると、表全体が1つの図のように表示されて、ピンチイン、ピンチアウトが自由にできるんです。

iBooksがここまで進化しているとは思いませんでした。
AndoroidのEPUB Readerではここまでできるのでしょうか?
誰か知っていたら教えてください。

なお、DITA1.1ライティングガイドのEPUB版は、DITAコンソーシアムジャパン Webサイトの公開資料からダウンロード可能です。