2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Antenna House Formatterによる索引出力

DITA-OT 1.4.3とAntenna House Formatterの組み合わせでPDFを出力したとき、索引が出力されない問題を解決するパッチが公開されました。http://www.antenna.co.jp/XSL-FO/sample/XSLSample.htm#DITA元々、DITA-OTのFOプラグインがRenderX XEPを使うことを前…

目次とDITAマップの違い

従来のブック指向の文書の目次と、DITAマップには大きな違いがあります。DITAマップは、目次のように単に文書の構成を定義するだけでなく、その他の重要な役割も担います。 DITAマップは以下のような役割を担います。 1) トピックを組み合わせて1つの文書を…

DITA-OTによるPDF出力で図が紙の幅に収まるようにする

図が紙の幅に収まるように自動調整するには、要素にcontent-width属性とwidth属性を指定します。 記述例 <fo:external-graphic content-width="scale-down-to-fit" src="url(pdf_customize\img\pdf2_minitoc.jpg)" width="100%"/> 解説 PDFに出力する図が、紙の幅に収まるように図の縮尺を自動調整するには、タグに以下の2つの属性を指定します。 属性 説明 content-width="scale-d</fo:external-graphic>…

DITA-OTによるPDF出力で本文を均等配置にする

行内のテキストの配置を指定するには、text-align属性とtext-align-last属性を指定します。 記述例 <fo:block id="" space-after="0.6em" space-after.optimum="3pt" space-before="0.6em" text-align="justify" text-align-last="left" text-indent="0em" line-height-shift-adjustment="disregard-shifts">disableRelatedLinks</fo:block>

DITA-OTによるPDF出力のレイアウト・デザインを変更する

DITA Open Toolkitを使って出力するPDFの、レイアウト・デザインをカスタマイズすることができます。PDFのレイアウト・デザインを変更するには、PDFの元となるFOファイルの内容を変えなければいけません。FOファイルは、XSLスタイル・シートを使ってDITAソー…

xfy DITAエディタβ版の試用レポート

株式会社ジャストシステムが開発した、xfy DITAエディタのβ版を試用する機会を得ましたので、同ソフトウェアの特長を中心にレポートします。結論から言うと、DITAをほとんど意識することなく使えるように仕上がっており、DITAや構造化文書を編集したことがな…