oXygen V17 属性値のドロップダウンリスト表示

oXygenには、highlightプラグインがバンドルされていて、ソースコードを見やすくパブリッシュできます。ソースコードをハイライトさせるには、codeblock要素のoutpuclass属性にソースコードの言語を指定します。このとき、outputclass属性に指定可能な値がドロップダウンリストで表示されるので、とても便利です。

他の属性についても同様にドロップダウンリストを表示させることができます。そのときは、Subject Schemeを使います。手順はSyncRO SoftのVideo Tutorialで分かりやすく紹介されています。
Subject Schemeもいいのですが、トピックを編集するときにマップを開いておかなければいけないのが、イマイチ。codeblock@outputclassは、マップを開いておかなくてもドロップダウンリストが表示されます。どうなっているのかSyncRO Softのサポートに聞いてみたら、V16.1まではJavaでハードコーディングされているとのこと。
「しかたないなぁ」と思っていたら、
なんと、V17では属性値を制限する機能が「設定ファイルを書き換えるだけ」で実現できるように改善されているとの朗報!さっそく、V17β版をダウンロードして試してみました。
設定ファイルの場所は、

OXYGEN_17_INSTALL_DIR\frameworks\dita\resources\cc_value_config.xml

中身はこんな感じで書きます。

    <!-- Contributes values to the given attribute from the given element -->
    <match elementName="table" attributeName="outputclass">
        <items action="addIfEmpty">
            <item value="normal"
                annotation="フォントサイズ:標準、パディング:標準"/>
            <item value="narrow"
                annotation="フォントサイズ:標準、パディング:狭い"/>
            <item value="small-font"
                annotation="フォントサイズ:小さい、パディング:標準"/>
            <item value="condensed"
                annotation="フォントサイズ:小さい、パディング:狭い"/>
        </items>
    </match>

結果はこのとおり。

oXygenは、かゆいとろこに手がとどくんだよね。
「なんでこんなに気が利くんだろう」と、いつも不思議に思ってたんですが、ブログの記事を読んで納得しました。すべてのソフトウェア会社が、こうあって欲しいものだと。。。