DITAとMicrosoft Help 3.0

マイクロソフトのヘルプ開発チームの一人、April Reaganという人のブログに、Microsoft Help 3.0とDITAの関係について書かれています。Microsoft Help 3.0とDITAは、基本的な部分が共通していると書かれています。うまくいけば、マイクロソフト自身が、DITAをソースにMicrosoft Help 3.0を生成するようなツールを開発してくれるかもしれません。

http://blogs.msdn.com/aprilr/archive/2009/05/12/what-does-dita-mean-to-you.aspx

ちなみに、Visual Studio 2010のベータで、Microsoft Help 3.0が見られるそうです。

http://blogs.msdn.com/aprilr/archive/2009/05/18/early-parts-of-help3-come-to-life-in-visual-studio-2010-beta-1.aspx

Microsoft Help 3.0開発チームのブログがありました。こちらの方に、Microsoft Help 3.0の詳細が書かれています。

http://blogs.msdn.com/help3team/

こんなことが書かれています。

  • 専用のViewer(DExplorer)がなくなり、Webブラウザで参照するようになる
  • 独自フォーマットのパッケージ(.HxS)ではなく、XHTMLをPKZIPで固めたパッケージになる
  • IndexやF1ヘルプのための情報は、XHTMLの中にXMLタグで埋め込まれる
  • Component One社のDoc2Help、Innovasys社のHelp Studioが、マイクロソフトといっしょにMS Help 3.0対応の準備を進めている


追加情報です。
OASIS DITA Help Subcommitteeには、マイクロソフトのヘルプ開発チームの人も加わっているそうです。