DITA-OT1.5.2 M7がアップされました

DITA-OT1.5.2正式版前の最後のテストビルドであるMilestone7がSourceForgeにアップされました。この版から、日本語のHTML Helpも正しく生成されるようになりました。私もちょっとだけバグフィクスに貢献したので、うれしく思っています。「やっと、ここまできたかぁ・・・」という感じです。

ところで、HTML Help出力にはまだバグが残っています。詳細は下記を参照してください。
https://sourceforge.net/tracker/?func=detail&aid=3114411&group_id=132728&atid=725074

ここにレポートしてあるとおり、HTML Help出力ではkeyrefによるリンクが動作しません。XHTML出力では動作します。どうも、%DITA-OT%build_general_template.xmlに加えられた#2849078のバグフィクスのサイドエフェクトのようです。#2849078で加えられたコードを削除すると、正しく動作します。このコードが加えられることにより、keyrefがHTMLに変換されたときのhrefのパスが、相対パスではなく、"file:/"で始まるパスになります。"file:/"で始まるパスはXHTMLでは動作しますが、HTML Helpでは動作しません。