DITA-OTのXHTML出力をフレーム形式で表示するには

標準のDITA-OTが出力するXHTMLは、フレームを使わない形式になっています。目次とトピック・コンテンツを1つのウィンドウの中で同時に参照することができないため、文書全体の中でのトピックの位置づけを把握するのに不便です。
出力タイプにxhtmlを指定してDITA-OTを実行すると、index.htmlというファイル名の初期ページが生成されます。index.htmlはトピックの階層構造を示した目次になっています。index.htmlをダブル・クリックしてWebブラウザ上に目次を表示させ、トピックのタイトルをクリックすると、別のタブあるいはウィンドウにトピックのコンテンツが表示されます。

標準DITA-OTにより出力したXHTML


1つのウィンドウの中に、目次とトピック・コンテンツを同時に表示するには、下図に示すように初期ページ(index.html)の中で、フレームセットを定義します。これに伴い、目次ページのファイル名をデフォルトのindex.htmlからtoc.htmlに変更する必要があります。

目次とトピック・コンテンツを同時に表示するためのフレームセットの定義

関連情報

Publishing XHTML output as a frameset
DITA Open Toolkit User Guideの中の、Customizing XHTML outputのセクションにある、XHTML出力をフレーム形式にする手順の説明です。